春合宿★2017
春合宿
今回の春合宿(3月3日~7日)は、金沢にて行いました。変則的な日程であり、部内でも風邪が流行っていましたが、無事に終えることができました。
今回は、藤澤師範代に指導稽古をつけて頂きました。そこでは、武術としての合気道、相手を無力化する術としての合気道について考える契機となりました。また、感覚・センスを磨くことの大切さや、一人稽古の勧めなどについても教えて頂きました。各人にとっての合気道の意味や解釈について、今一度振り返る良いきっかけとなったのではないでしょうか。
田中先生と田尾先生については、2日目の午後から稽古に参加して頂きました。田中先生の指導稽古では、体術がメインであり、現役もOB・OGの先輩方も熱心に稽古していました。今回は、特に技や動きの理や原理について考える事を意識してみました。しかし、実際は技の理を考えることは難しく、改めて合気道の奥深さを感じました。個人的には、最終日に稽古した「祓い太刀」が最も印象に残っています。帯刀した田中先生は、鹿島神流を極め、凛とした佇まいで非常に格好良かったです。
昇級・昇段審査では、無事に1級・初段を認可して頂きました。今回は受験者が少なく、じっくりと準備ができたこともあり、本番でも落ち着いて審査に臨むことができたのではないかと思います。部員一同、これに慢心せず、これからも高みを目指して精進していきたいと思います。
今年は、合宿を急きょ金沢にて行うことになり、こちらの不手際も多かったと思いますが、皆様のご理解・ご協力で大きなトラブルもなく、平穏無事に今年度最後の大きな行事を終えることができました。参加してくださった先生方をはじめ、先輩方に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、4月より幹部が後退し、新体制となります。新幹部の皆さんについては、これまでの反省や個々の信念などをベースに部を運営して頂きたいと思いますし、部が一丸となってより質の高い雰囲気を創っていこうと思います。これからも金沢大学体育会合気道部をよろしくお願いいたします。