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​主将挨拶

 2024度の金沢大学合気道部の主将を務めます、千代伸明と申します。至らぬ点も多々ありますが、どうぞよろしくお願いします。

 合気道というものはイメージばかりが先行していて、何か超能力的なものを想像されている方が多いかと思います。相手を簡単にひっくり返したり、握手だけで相手をひざまずかせたり...等々。実際の合気道は、人体の構造を緻密に利用した関節技、古武術的な身体操作を基調とした、極めて実利に基づいた武道です。超能力のように見えても、その裏には確かな理合があります。また、「争わないこと」を至上としており、他者と戦って優劣を競うといったことはありません。そのため、「自分の技術を磨くこと」「己を高めること」が合気道を続ける上で大きな原動力になります。
 私は大学に入ってから合気道を始めましたが、それが持つ魅力に多く気づかされました。合気道は体格や単純な腕力に頼りません。(もちろんあるに越したことはないですが...)相手の力を利用し、武術的な身体操作によって、持って生まれた体格、力やスピードに頼らずとも鍛錬次第で誰でも上達することができます。実際、今の金大合気道部には高校時代に文化部に所属していた人も多く、私自身もスポーツはあまり得意ではありません。そういった意味で合気道は万人におすすめできる武道かと思います。合気道に少しでも興味がある方、大学では何か新しいことを始めてみたい方、私達と一緒に合気道を学んでみませんか。いつでもお待ちしています。

金沢大学合気道部48期主将 千代伸明

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