東京遠征

東京遠征（2015.10.10～11）

　10月9日(金)に夜行バスに乗って東京へ向けて出発しました。長時間のバスでの移動は大変で、眠っても疲れが取れた気がしませんでした…(笑)

翌日の10日(土)はいよいよ「全日本学生合気道演武大会」！一年生にとっては初めての日本武道館です。今回は、二人が一年基本技(一年生演武)で演武を披露しました。広い武道館でも物おじせず堂々と演武をしていて、頼もしさを感じました。二、三年生は徒手演武、武器演武、多人数演武、各大学の代表者による各校演武でそれぞれ演武を行いました。みんな練習の成果を発揮して、上回生らしい迫力のある演武を披露することができていたと思います。個人的には、緊張していてあっという間に終わってしまったというかんじでしたが、日本武道館で演武をするという貴重な経験をさせていただけて本当に感謝しています。ありがとうございました。

また、「全日本学生合気道演武大会」は、普段は拝見することのできない他大学のみなさんの演武やOB演武、師範演武を見ることができる数少ない機会でもあります。同じ技でも流派や大学ごとに違いがあり、とても勉強になりました。

　そして、演武大会が終わり、この日の夜は明治神宮至誠館に泊めていただきました。至誠館の皆様、ありがとうございました。

　11日(日)は「代々木の杜武道塾」に参加させていただきました。朝5時30分に起床し、禊祓を行いました。今年は雨の中の禊祓となりましたが、みんな身を清めて清々しい気持ちになることができたと思います。その後、午前は宇田川先生が指導稽古をしてくださり、他大学の方々と合同で稽古を行いました。普段の稽古では、後輩たちに技の形(動き)を中心に教えてしまい、体の軸を意識することを伝えることができていなかったと思うので、宇田川先生の稽古はとても勉強になりました。14時からの午後の稽古は、荒谷館長が剣や剣の動きを意識した体術を指導してくださいました。さらに、私たち金沢大学の学生は、至誠館の方々に一人ひとり剣術を教えていただけました。普段の稽古では体術が中心になってしまっていたので、基本から剣術を学ぶ良い機会となりました。ありがとうございました。

　今年も普段はなかなか交流することができないみなさんと稽古することができて、本当に学びの多い東京遠征となりました。今回の遠征で学んだことを今後の稽古に活かしていきたいと思います。

　今回、演武会に来てくださった先生方、ＯＧの先輩、至誠館の先生方、東京の大学の皆様、本当にありがとうございました。